痔が原因で貧血になる―。
ちょっと信じられないかもしれませんが、
痔を患っている場合、自覚症状がなくても貧血だと診断されることがあります。
特に女性の場合、痛みや出血などの症状が出ても我慢してしまい
自己治療で解決しようとする人が多く見受けられます。
貧血にはいくつかの種類があり、そのほとんどは鉄欠乏性貧血です。
これは血液中の鉄分不足が原因で起こるもので、
特に若い女性に多いとされています。
そのほかに、胃を切除手術することでビタミンB12の吸収が困難になる
ビタミンB12欠乏性貧血、そして失血性貧血などがあります。
これは事故などで大量に出血した場合に一時的に貧血になる急性のほかに、
長い時間をかけて少量ずつ出血することで慢性的になる失血性貧血があります。
この、慢性的失血性貧血の原因が、月経過多や胃潰瘍と並んで痔なのです。
軽度であれば貧血の原因になることはないので、
早期治療が重要となります。
切れ痔の場合は、初期であれば日常生活に留意することで2週間程度で
自然治癒します。
頻繁な出血は貧血を引き起こすと同時に治りにくくなりますので、
排便しやすくなるような食生活を心掛け早めに治してしまいましょう。
また、貧血に注意したいのがイボ痔、特に内痔核です。
内痔核はできる場所が鈍感なので痛みが少なく油断しがちですが、
その割に出血量が多く知らない間に貧血になりがちです。



