肛門周辺に血栓ができることで痔になることがあります。
肛門の周辺にあずきくらいの大きさの黒っぽくて硬い血豆ができ、
痛みを伴うことがあります。
これは静脈で血が固まったことでできる血栓で、
前触れなく突然起こることがあるので注意が必要です。
排便時の強いいきみはもちろんのこと、
最近ではゴルフなどスポーツをしていて症状が出ることもあります。
坐薬や軟膏を用いて1ヶ月ほどで血栓はなくなります。
外痔核とは歯状線の外側にできる痔ですが、
この中でも肛門の皮膚下に血豆ができるものを血栓性外痔核と呼びます。
イボ痔の一種で小さいものは軽い痛みですが、
大きいものはしこりのようになり座れないほどの痛みを伴います。
放置すると破裂し、便器が真っ赤に染まるほど出血することもあります。
しこりがあっても痛みがない時は経過を見て、
状況に応じて切開し中の血栓だけを取り除きます。
しこりが大きくなり、非常に強い痛みがあれば手術が行われます。
内痔核もある時は同時に切除してしまいます。
重度になると血栓だけを取り除くのでは肛門周囲の皮膚がたわみ、
清潔に保つのが難しくなり更なる病気を招いてしまいがちです。
そのため、原因となる痔核をすべて取り除いてしまうのです。
少し恐ろしいような感じがしますが、
軽度のうちなら薬だけですぐ治すことができるので
放置しないことが大事です。



