実は歴史上の人物や著名人に痔を患っていた人物は多く、
あのナポレオンも、最後の戦いとなったワーテルローで敗北したのは
痔が痛んだからともいわれているほどです。
日本人では戦国武将の加藤清正や文豪・夏目漱石も
悩まされていたという記録が残っています。
その原因の主なものとして挙げられるのが、便秘や下痢、
それに伴う排便時のいきみや座りっぱなしの姿勢です。
これらによって肛門周辺の毛細血管がうっ血し、
痔が引き起こされるというのがもっとも多い原因です。
たとえば便秘の時にいきんだことで肛門の出口が切れて切れ痔になったり、
座りっぱなしの姿勢は肛門に負担をかけ血行が悪くなりうっ血します。
うっ血のほとんどは生活習慣によるものなので、
これらを見直すことで症状を緩和するのはもちろんのこと
再発を防ぐことが可能です。
先述した加藤清正はトイレが非常に長く、
一度入ると1時間は出てこないことがほとんどだったようです。
これは症状を悪化させる行為で、悪循環です。
トイレで強くいきむ、長時間いきむのは肛門に圧力がかかるうえ、
便座に腰掛けている姿勢というのはそれだけで負担になります。
3分経っても排便されない場合はあきらめましょう。
また、アルコールや辛いものも原因のひとつです。
アルコールは血管を膨張させることで肛門のうっ血を悪化させ、
とりすぎると下痢になることもあり注意が必要です。
香辛料は消化されないので肛門の粘膜を刺激し、
痛みを伴ったり出血が起こる場合もあるのでなるべく控えましょう。



