痔の発症率は男女ともに同様ですが、
女性は妊娠、出産によって初めて痔を経験する人も多いようです。
妊娠すると下腹部の圧力が高まることで肛門に負担がかかることや、
ホルモンの影響などで便秘がちになることが影響しています。
痔を抱えている妊婦というのは案外多いものです。
便秘で硬くなった便を出すことでなる切れ痔、
直腸付近の静脈が子宮に圧迫されてうっ血するイボ痔が多く見られます。
痔になったからといってお腹の赤ちゃんに影響はありませんが、
ただでさえ体調に変化があり辛い妊娠中ですので、
悪化した時は医師に相談しましょう。
病院で相談すると、便を軟らかくする飲み薬や坐薬、
塗り薬などを処方してもらえます。
薬を使うと同時に食生活を見直し、食物繊維を意識して摂りましょう。
妊娠週数も中盤に差し掛かれば痔の薬も問題なく使えますが、
3ヶ月あたりまでは薬は避けたいものです。
特に注意したいのがステロイド含有のもので、
安定期を過ぎてもあまり使わない方がいいでしょう。
市販の薬にはステロイドが入っているものも少なくありません。
よく確認し、もし使う場合は短時間にとどめましょう。
お腹が大きくなってくると洗いにくいかもしれませんが、
肛門周りをシャワーで常に清潔に保つようにしましょう。
また、入浴は肛門の血行をよくして痛みを軽減させるのでおすすめです。



