痔というとなんとなく、オジサンの病気というイメージがありませんか?
実は赤ちゃんも痔になります。
そのため、新米のお母さんは焦ってしまうことが多いようですが、
きちんと知っておけば怖いことはありません。
痔には3つ種類があることは先述しましたが、
赤ちゃんがなるのは切れ痔、肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)、
乳児痔ろうです。
切れ痔は肛門が切れて便の表面に血液がつくもので、
便秘気味の赤ちゃんに多く見られる症状です。
食物繊維を多く含んだ食事メニューの工夫や、
まだ離乳食が始まってない場合は綿棒浣腸などでケアすることや、
必要に応じて緩下剤で排便の習慣をつけるようにしましょう。
肛門周囲膿瘍は肛門周辺のくぼみに大腸菌などの細菌が入り込み、
腫れたり膿んだりする症状です。
おむつかぶれが原因となる場合が多いようですが、
下痢をすると細菌が繁殖し悪化します。
生後1ヶ月から1歳までの男の子に多く見られる症状で、
こまめなおむつ替えをすることが大事です。
塗り薬や飲み薬で治していきますが、治っても繰り返しやすい病気です。
肛門周囲膿瘍を繰り返していると、痔ろうができてしまいます。
これが乳児痔ろうで、肛門周辺が腫れ触ると痛いので大泣きします。
塗り薬や飲み薬を使ったり、患部を切開することも。
下痢が続くとなりがちで、発熱を伴うこともあります。
おむつかぶれと間違えがちですが、
清潔を保つように気をつけましょう。



