今までは日本人にはほとんどいなかった大腸がんですが、
近年は非常に増加傾向にあります。
食生活が欧米化したことで脂肪摂取が増え、
運動不足も相まって大腸がんになりやすくなったのです。
脂肪が高く便が少なくなるような食事は便秘になりやすく、
食事に含まれる発がん物質が腸に長くとどまることになります。
それによって腸粘膜にキズがつき、がんとなるのです。
症状は、それだけですぐがんに結び付くようなものはなく、
一見すると素人目には他の病気と判断しがちです。
そのもっとも多いものが痔です。
主に出血や下痢、便秘や腹痛がサインとなりますが、
特に出血は、大腸がんならば直腸からの出血ですが痔の出血とよく似ており、
さらに痔を患っているとそれが目立たなくなってしまいます。
進行は非常にゆっくりであり、早期は無症状であることがほとんどです。
貧血や疲労感が出てくるようになるとだいぶ進んでいる状態です。
お腹の上から触ってしこりが確認できるまで気付かない人も多いのです。
症状だけでは診断を下すことは不可能に近く、
あまりにも手遅れでなければ手術で治せる病気ですので、
自己判断せずに検査しましょう。
がんでなくポリープができていることもあり、
これも場合によってはがんに発展することがあるので注意しましょう。
進行しないうちにポリープの段階で切除することが望ましいです。



