痔になってしまったからといって悲観することはありません!
早期に発見して治療すれば、ごく簡単に治る病気です。
肛門の病気というのはほとんどが良性の疾患です。
一刻も早く手術しないと死に至る...なんてことはないわけです。
だからといって放置するとガンなどを引き起こす危険もありますし、
何より日常生活に支障をきたしますよね。
痛くて仕事が手につかない、座っているだけで辛い...なんて声もよく聞きます。
切れ痔やイボ痔には、鎮痛作用や止血効果のある坐薬、軟膏などが処方され、
便を軟らかくする薬など飲み薬を併用します。
そして薬だけに頼らず、普段の生活習慣を見直すことが重要です。
たとえば便秘や下痢の解消、姿勢や食生活の改善です。
イボ痔の中でも程度の軽いものなどは薬だけで症状も改善しますし、
規則正しく排便する、肛門を常に清潔に保つなどのちょっとした心がけで
手術の必要もなくなるのです。
では手術になるのはどのような状態かというと、
痔ろう、慢性的な切れ痔や脱肛などです。
これらは手術でないと治りません。
内痔で、手術するほどではないものの少し程度の重いものは、
内痔の痔核を輪ゴムで縛るマックギブニー法が用いられることがあります。
縛られた痔核は数日で壊死しぽろりと取れるのです。
手術によって切除するのと同じような効果があり、
外来で行える手軽さや痛みや出血が少ない点がメリットです。
手術に比べて再発のリスクが高いのが難点ですが、
高齢で手術は体への負担が大きいという場合や時間のない人には
向いています。



